花粉症と鼻水.COM
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花粉症の症状
 

 ・目の病状が酷い場合の対応
 ・目が痒く流涙と充血が酷い場合
 ・風邪(かぜ)との見分け方
 ・スギ花粉症が長引く要因・原因
 ・複数種類の花粉症の重複発症
 ・幼児のスギ花粉症の治療・対策
 ・かかりやすい傾向・予防法


 @花粉症の主な症状
 A目や喉に出る症状
 B皮膚に出る症状
 C胃の異常の症状
 D全身への症状
花粉症の原因
 ・アレルギー症状と花粉の飛散
 ・花粉数と症状の関係
 ・花粉症の遺伝性
 ・兄弟が花粉症の場合
 ・性別とスギ花粉症
 ・酷い大気汚染と花粉症
 ・妊娠・出産と花粉症
 ・育った場所とかかり易さ
 ・人工栄養ミルクとかかり易さ

花粉症の症状
 

 @酷い咳(咳発作)
 A風邪(色の着いた鼻水)
 B副鼻腔炎、C滲出性中耳炎
 D鼻の痒みや鼻血、E頭痛

花粉症の予防
 

花粉症セルフケア(予防策)
 ・花粉を避けるための注意事項
 ・花粉飛散と天候の関係
 ・マスクや眼鏡を選ぶ際の注意点
 ・帰宅時に家に入る際の注意点
 ・花粉が付着しないような衣服
 ・花粉症対策として空気洗浄機
 ・適切な室内環境(温度・湿度)
 ・花粉症を悪化させる化粧品
 ・過労やストレスの花粉症への影響
 ・花粉症と精神的な状態
 ・花粉症の原因となる植物
 ・花粉症予防としての運動
 ・花粉症患者の体質改善方法
 ・冷水摩擦や乾布摩擦
 ・高齢者の花粉症の注意事項
花粉を日常で回避する秘訣

 ・各花粉の飛び方・傾向の理解
 ・花粉回避方法・外出時
 ・体質改善と予防薬の活用
 ・減感作療法の作用機序

花粉症時の食事で予防
 ・食事・栄養で気を付ける事
 ・ビタミンやカルシウムの効果
 ・花粉症を悪化させる食べ物
 ・果物を食すことの花粉症の影響
 ・飲酒や喫煙の花粉症への影響

花粉症の治療
 

花粉症の療法について
 ・花粉の種類と治療法
 ・酷い花粉症の場合の治療方法
 ・花粉数と治療の効果
 ・花粉症の治療の可能性


 ・薬物療法以外にできること
 ・目の痒みにタオルで冷やす効果
 ・目の水洗いや目薬の効果
 ・花粉症(鼻炎)と鍼や灸の効果

薬物療法について

 ・よく使われる薬物
 ・治療薬の選定基準
 ・妊娠時・出産後の薬物の使用
花粉症用薬物
 @抗ヒスタミン薬>>効果や副作用
 A第二世代抗ヒスタミン薬
 B抗ロイコトリエン・抗トロンボキサン薬
 C遊離抑制薬
 D鼻噴霧用ステロイド薬
   >>副作用や注意点
   >>副作用の少ない鼻粘膜薬
 E点鼻薬・点眼薬
   >>市販の点鼻薬/
目薬の効果
   >>点鼻薬の使用継続と効果
 ・アレルギー自体を抑える薬
 ・花粉症薬と併用不可の薬物
 ・花粉症の予防薬、>>量と効用
 ・漢方薬の効果
減感作療法(免疫療法)
 ・期間と内容・効果副作用
 ・併用が効果的な薬物
 @治療メカニズム
 Aスギ抗原エキス
 B療法の効果  C標準化エキス
手術療法

 @鼻粘膜切除と鼻中隔彎曲矯正
 A鼻の粘膜レーザー治療
   >>レーザー治療や電気凝固

妊娠時や出産後に花粉症薬を使用して問題ないか?

- 花粉症Q&A(薬物治療)

花粉症

妊娠時や出産後に花粉症薬を使用して問題ないか?

回答:

 花粉症は長い年で、約2ヶ月間症状が続きます。花粉症で、妊娠している女性の場合、この時期をいかに乗り越えるかが大切です。
 妊婦に対する花粉症の治療の大きな問題点は薬物療法が胎児に影響するかどうかということです。動物実験で、抗ヒスタミン薬を大量に投与すると催奇性(サイキセイ:ある物質が生物の発生段階において奇形を生じさせる性質)のあることが確かめられており、ヒトにも影響する危険性があると言われています。ただし、この催奇性は、ヒトに使う量の100倍以上といった大量に投与した場合に認められるもので、当然、ヒトが普通に使用する量では動物にも催奇性は見られません。
 抗ヒスタミン薬のなかで、第一世代抗ヒスタミン薬は多数の妊婦および妊娠可能な女性に使用されてきた薬ですが、それによって形態異常の頻度や胎児に対する直接・間接の有害作用の頻度が増大するといういかなる証拠も観察されていません。
 また、第二世代抗ヒスタミン薬についても、たまたまこの薬を飲んでいるうちに妊娠した女性が数百例を超えていますが、現在のところこれによって有害作用の頻度が増大する証拠は観察されていません。しかし、安全性が確立されたわけではないので、特に第二世代の抗ヒスタミン薬に関しては、妊娠初期から器官形成期まで(妊娠4カ月の半ばまで)は、使用を控えるようにします。
 現在、問題のない治療としては、減感作(ゲンカンサ)療法と鼻噴霧用ステロイド薬による治療があります。このうち減感作療法は時間がかかるので、妊娠女性の花粉症治療には間に合いません。したがって、妊娠中の女性が花粉症になった場合には、外出をできるだけ控えるなど抗原曝露(コウゲンバクロ:人体が抗原にさらされ、免疫反応が始まるきっかけ)からの回避を厳重に行い、薬物療法が必要なときには鼻噴霧用ステロイド薬を普通の量の半分を用いるようにして花粉のシーズンをしのいでください。
 出産後に関しては、薬を飲んだ場合、母乳に分泌(ぶんぴつ)される量はわずかであっても、赤ちゃんは一日中母乳を飲み続けるので相当量になるはずです。したがって、授乳中はやはり薬を飲むのは避けた方が良いと思います。

 

症例:鼻づまりを訴える妊娠女性に対する治療

 花粉症は数年前からありますが、来院時には花粉症のために特に鼻づまりが酷く、夜も眠れずに困っているという二十代後半で妊娠8カ月の女性がおられました。
 妊娠8カ月では胎児の発育も完了し、催奇性(サイキセイ)に関してはまず問題ありませんが、抗ヒスタミン薬などの経口薬による副作用(眠気、口内乾燥感、肝障害、尿路障害など)の可能性を考え、副作用のない鼻噴霧用ステロイド薬の噴霧を通常の半量にすることにしました。また、外出時にはマスクをつけ、朝と夜の二回湯タオルで鼻を温め、夜は厚めの布団で眠るように指導しました。これらの治療により、くしゃみ、鼻汁が改善し、鼻づまりも消失しました。
 湯タオルと厚めの布団の使用は、鼻と身体の血液の循環を良くして鼻づまりをとるためのものです。また、家の中に花粉ゼロ地帯(花粉のまったくない部屋)をつくっておき、避難場所を確保することも有用です。


◇「花粉症Q&A(薬物治療)」の記事一覧◇


☆花粉症の基礎知識☆
◆花粉症の検査方法◆
 @皮膚テスト A鼻誘発反応
 Bヒスタミン遊離反応
 Cラスト(RAST)法 
 Dヒスタミン感受性試験

◆花粉症の診断・検査のマメ知識◆
 ・花粉症診断の重要性
 ・花粉症の簡単な判別方法
 ・花粉症検査の副作用
 ・耳鼻科内の花粉症専門医院
 ・病院へ行った際の注意事項

◆他の病気と花粉症◆
 ・幼児のアトピーと花粉症
 ・乳児の鼻水が酷さと花粉症
 ・アレルギー性鼻炎と花粉症
 ・喘息と花粉症
 ・シーズン外の咳発作と花粉症
 ☆耳鼻咽喉科の基礎知識☆
◆鼻の症状◆
 ・鼻水が止まらない 
 ・くしゃみが出る

 ・鼻水が喉(のど)を流れる
 ・鼻詰まり ・鼻が乾く
 ・鼻血が出る  ・鼻が痛い
 ・においがわからない[嗅覚障害]


◆鼻の基礎知識◆
 ・鼻の仕組み・働き ・鼻の検査
 ・鼻の中の形と役割
 ・鼻粘膜の防御の仕組み

◆喉(ノド)の基礎知識◆

 ・喉(のど)の仕組み・働き
 ・喉(のど)の検査
 ・食べ物、空気と声の喉の別れ方
 ・喉頭全摘後のリハビリ
 ・音声検査・音響検査

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