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接触性皮膚炎のアレルゲン:原因物質は非常に多く、アレルゲンを突き止めることは非常に困難

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接触性皮膚炎のアレルゲン:原因物質は非常に多く、アレルゲンを突き止めることは非常に困難

接触性皮膚炎を引き起こす原因物質は数えきれないくらい非常に多いのですが、抗原(アレルゲン)を突き止める際には、湿疹部位と形態などから突き止めていきます

 皮膚にアレルギーを引き起こす可能性のある抗原(アレルゲン)は、私たちの身の回りすべてにあると言っても良いでしょう。前述した、漆(ウルシ)の類では、ハゼ、プリムラ、オプコニカ、ギンナンなどが抗原(アレルゲン)として強い抗原性を持っています。
 身近なところでは、案外気づかないのが衣類です。原因不明の湿疹(シッシン)のなかには、衣服が原因で起こるアレルギーが少なくありません。その他、指先の湿疹(シッシン)となると、可能性のあるものは限りありません。主婦では、トマトやサトイモ、ニンジン、セロリ、タマネギなどの野菜が抗原(アレルゲン)として働くことがありますし、ニッケルやクローム、ヨード、さらに水銀やコバルトなどの金属もアレルゲンになりやすいです。
 女性の場合には、アクセサリーによる接触性皮膚炎が少なくありませんが、これもメッキに使用した金属が抗原(アレルゲン)になることが多いです。このほかに、女性には化粧品によるアレルギーも多いです。化粧品自体には、刺激性はあまり強くはありませんので、繰り返し使うことで刺激性の皮膚炎を引き起こすことは極マレでしょう。やはり、アレルギーが問題になります。白髪染めに使われるパラフェニレンジアミンは、とくに抗原性が強く、アレルギーを引き起こしやすいことで知られています。香水やオーデコロン、日焼け止めクリームなども注意しないと、シミを作ったり皮膚炎を引き起こしたりすることがあります。
 このほかには、プロカインなどの局所麻酔剤、ペニシリンなどの抗生物質、毛皮、靴、ベルト、手袋などの色素、ゴム製品、プラスチック、化学繊維など数え上げればきりがないほどあげられます。皮膚病に使う軟膏(ナンコウ)自体が抗原(アレルゲン)となることさえあります。
 接触性皮膚炎は、とにかくアレルゲンとなるものを避ければ90パーセントは治ると言われています。皮膚症状は、たとえばオムツかぶれならばお尻にオムツの形状通りにできるなど特徴がありますので、まずその部位からアレルゲンを探します。口の周りにできた湿疹(シッシン)の抗原(アレルゲン)が歯磨きであったなどという例もあります。わかりにくい場合には、病院でパッチ(貼布)テストを受けると、アレルゲンが判明することもあります。まずは、アレルゲンを突き止めることが重要でしょう。
 アトピー性皮膚炎に比べれば、よほど治りやすい部類に入るのですから、根気よく抗原(アレルゲン)を見つけて、それを避ける努力をしましょう。とくの子どもは、おもちゃや砂遊びが原因となることもありますので、一日の遊びを追うって探ることも有効でしょう。

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